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信濃町煉瓦館5階
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慶應医師会会長挨拶

 この度、安井正人先生の後任として、2023年(令和5年)8月より一般社団法人慶應医師会(Keio Medical Association; KMA)の会長を拝命いたしました。これまでの歴代会長のご尽力に、慶應医師会を代表して心より御礼申し上げたいと思います。

 慶應医師会は創立70周年を迎え、全国大学医学部・医科大学の医師会として最も歴史ある医師会の一つです。その目的は、医道の高揚ならびに医学・医術の発展普及を促進し、あわせて公衆衛生の向上をはかることによって、社会福祉に寄与することであり、これまでも様々な事業を展開して参りました。

 一方、本邦の少子高齢化は世界に類を見ない早さで進み、生産年齢人口の減少が大きな問題となっています。また、医師の地域偏在や診療科偏在、新しい専門医制度の導入など、医療を取りまく環境も大きく変化しています。さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより世界情勢は一変しました。2023年8月になっても第9波到来によるwith Coronaの状況は続いてはおりますが、医学・医療の現場において、after Coronaのnew normal(新常態)はどのようなものになるかを模索している状況にあるといえます。

 今回のパンデミックによるパラダイムシフトの一つは、間違いなく「デジタル化の加速」だと考えます。デジタル化と共に、会員数の増加や新しい形での会員同士の交流の場も模索していきたいと思います。もう一つは学術団体としての社会的存在意義です。高度先進医療を必要とする病態医学・医療のみならず、新専門医制度、働き方改革、チーム医療、高齢者医療、在宅医療など、社会的にも大いに注目されている課題に対して、新進気鋭の若手も交えた議論の場を提供できるような魅力・重要性を発信する学術団体としての存在意義を向上致したいと考えております。

 先達が築いて来られました慶應医師会の充実と更なる発展を目指して、会員の皆様、日本医師会および東京都医師会などの関連団体とも緊密に連携をとりながら、社会的責務を果たしていきたく存じます。会員の皆様の一層のご指導、ご協力をお願いして、就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年(令和5年)8月

一般社団法人 慶應医師会
会長 佐々木 淳一

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